30歳でも早すぎない70代でも遅すぎない 06/09/15

ここ何年か前から、お金の話が世間ではとてもにぎやかです。

私達が若い頃は、お金の話をするのは品が無い、はしたないと言われたものですが、
全く様変わりをしてしまいました。
ホリエモンや村上さんたちがTVをにぎわせていた頃は、なおさらです。

新聞の広告やTVでは、毎日、保険や投資信託などの広告が大きく出ていますし、
お金の講座は花盛りです。

どうしたのでしょう?
どうしてこんなにお金の話がにぎやかなのでしょう。

ひとつは、金融ビックバン以来の金融市場の自由化、規制の緩和が原因ですね。

例えば、
銀行はそれまで、個人向けの代表的な商品は普通預金と定期預金でした。
それが、今では株式投資の仲介も、保険商品の仲介もできるようになりました。

どんな小さな銀行も、大きな銀行も、つぶれることは無く、利息はどの銀行も同じでした。
今では、銀行は潰れたら1000万とその利息しか保障はしませんよ、という時代になりましたし、
銀行によって手数料も、利息も違います。

広告も解禁されました。
どんどん私達の目に入ってきます。
可愛い子犬や、若々しいダンスに引かれて、ついお金を借りる誘惑もあります。

また、もうひとつは、少子高齢の時代に入った、ということがあります。
若い人が少なく、我々団塊世代が年金を受け取る時代には、
それでなくても大変な国の財政が本当に大変は事になるそうです。

ではどうするか、
国は、できるだけ入るものを多くし、出るものを少なくしようとします。
当然ですね。

ですから、年金を受け取る年齢は引き上げ、金額は下げる、
若い人たちからの税金は増やす、
流れはこのようになっています。

その幅をできるだけ少なくし、私達に今以上の負担を掛けないようにと、
公的部門を民間に、公務員の削減など、構造改革に力を入れているのですね。

日本人の平均寿命は、ご存知のとおり世界一です。
男性は78歳を超え、女性は85歳を超えています。

先日、WHO世界保健機構が世界の平均寿命を発表しました。
日本と同じ世界一は、男性はアイスランド、サンマリノ、
女性はモナコ、サンマリノです。
アフリカ29カ国とアフガニスタンが50歳未満です。
そして、最も短い国はジンバブエで、36歳だそうです。

日本人はジンバブエの倍以上の寿命があるわけです。

お金の話がかしましいのは、
このような事情があるのです。

収入のある現役時代が終われば、ハイさようならとなる寿命ではなく、
まだまだ続く生活に、お金が必要ですよ、
年金だけでは足りませんよ、
しっかり今から準備が必要ですよ、

こんな声が
銀行や保険の広告の後ろにはあるのです。


せっかくこれだけの寿命のある国に生まれてたのです、
一生涯を、健康に恵まれて、経済に不自由なく、そして愛情に恵まれて
生涯現役で生きたいものです。

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