困りますぅ・・ 06/10/20
今さっき、ピンポーーン、と玄関のチャイムがなりました。
出てみると、作業服を着た若い男性です。
「・・・・・この近くで、新築の家を立てる工務店です。
このあたりでは初めてなので・・・・・あの・・それから・・・
ぜひ、工事現場に見学に来てもらいたいのです・・・・・・・」
まだ慣れなさそうな、朴訥とした若者です。
「ごめんなさいね、
うちも来月からちょっと家を直してもらうことになっているので」
と言いかけると、
「あのお僕は営業ではなくて、工務店なんです。後1分だけ聞いてください」
「すいません、ちょっと手が離せないもので、ごめんなさい」
家に入ろうとしても、あと1分、あと1分と話が続きます。
困ったなあ、と
何度も、すみませんね、ごめんなさいねえ、と言うのですが、
なかなか門扉の向こうから離れてもらえません。
「この当たりどこも留守で、やっと出てきてもらえたんです。
ちゃんと話をして、ここに話を聞いたという
印鑑を貰わないと帰れないんです。
まだ今日は一人ももらえないんです。話を聞いてください」
もう今にも泣き出しそうです。
私も困ってしまいました。
印鑑を押すってそんなことはこちらも困りますよ、
と言っているところに、
グッドタイミング!
クロネコヤマトの車が止まりました。
クロネコのお兄さんから荷物を受け取っている間に、
工務店の若者は、お隣のほうに・・・。
良かったーー、でも、まじめな一生懸命が伝わると、
断れませんねえーーー、
あああ困った、でも良かったあ、でも悪かったかなあ。
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