今どきの悪質商法 07/03/02

使った覚えの無い、総合消費料金未納分とか、訴訟最終通告書とか、
専門用語らしき漢字が並んだハガキが、郵便受けに届いていたら、
なんだろう?と思いませんか?

文面の下に書かれている問い合わせ先に、
まずは電話をして何のことだか聞いてみようと思いませんか?

身に覚えが無い、と電話をしたら、
「では、弁護士を紹介しますから」と、相手が電話番号を言えば、
かけてみようと思いませんか。

電話に出た弁護士が、
「わかりました、取り下げ費用に30万かかります。
いやいや心配無用です。この費用は取り下げましたら、
すぐに返却しますから。
返却する時の銀行と通帳番号も教えてください」
こう言われると、
言われたとおりにしませんか。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・

庭で草引きをしていたら、
道から感じのいい、作業服を着て首に社員証を下げた若者が、
「あ、こんにちは、
 いつも綺麗にされていますねえ。近所の工事で来ているのですが、
 昼休みにいつも見せてもらってます」
と、挨拶をしてくれました。

それから、週に2,3回2ヶ月ほどそんなことが続き、
すっかり仲良くなりました。

ある日、
「奥さん、近所の工事が終わりましたので、今日でもう最後です。
どうぞお元気で」
 「あら、そうなのですか、せっかく仲良くなったのにねえ」

「シロアリや床下換気扇を付ける時には、
悪い業者がいますから、気を付けてくださいよ。
工事をされるときには、必ずよく知った業者ですることですよ」 
「そうらしいわねえ。
 でも、私にはそんな知り合いの業者はいませんよ。
そうだわ、せっかくだから、
あなたの会社でやっておいていただこうかしら」

半年振りに帰省した娘さんが、
家がずいぶん変わっていること、契約書がずいぶん高額なこと、
あわてて、知り合いの業者に点検をしてもらったところ、
しなくてもいい工事がしてあったり、
金額も相場ではない高額だとわかりました。

お母様に問えば、
「とてもいい人だし、親切にしてもらったわ。
騙されてなんかいません」

一人暮らしの70代、しっかりされた奥さまの娘さまから相談です。

           ・・・・・・・・・・・・

事例は、架空請求詐欺といわれるものです。
そして、リフォーム詐欺、
引っかかる方があほやなあ、と思いますか?
自分ももしかしたら、
同じことをするかもしれない、と思われませんか?

平和に暮らしていれば、
わからないことには、
なんだろう?と問い合わせるのが普通です。

丹精込めた庭を褒めてくれru感じのよい若者と、
2ヶ月も話をする毎日があれば、
すっかり仲良くなるのは当然のことでしょう。

なんでお金を振り込むの?!
なんで簡単に契約するの!?ではないのです。

悪質な業者は、とにかくうまい!
次々と手を変え品をかえやってきます。

では、どうしたらこんな被害が食い止められるのか?

食い止める事は難しくても、
すぐに対処する一番の方法は、
とにかく毎日誰かと話をすること、
こんなことがあった、あんなことをした、と
電話でもいいから、嫌がられてもいいから、
とにかく話をすることです。

こんな相談を受けるとき、いつも思います。
だまされた者よりも、
騙す者の心、どうなっているんだろう怖いなあ。

騙した側の若者が、
どうしたらやめられるか、
と相談の電話をかけて来てくれたらええのにと、
いつも思います。

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