「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」07/04/06
この本の著者が、
よみうりTVの「たかじんのそこまで言って委員会」で話されていました。
名古屋大学大学院、武田邦彦教授です。
歯に衣着せぬ論客達の、鋭い突っ込み、質問にも、
とても穏やかに、ゆっくりとした雰囲気で、
にこやかに、答えられています。
「へーー」
「なるほど、ふーーん」
と聞いていた私は、すぐに本を購入。
語り口調で書かれているので、大変読みやすく、
これは環境問題の本というよりも、
政治経済の分野かもわかりません。
面白いです。
読みながら、
「へーー」
「まるほど、ふーーん」
とは思う一方で、これはえらいことやわ!と思っていました。
私達のネッワークでは、
環境問題の講座を、幼児向けから小・中・高・大学生向け、
そして大人向けに実施しています。
人気講座です。
エコグッズ大賞や、環境大臣からの表彰も受けています。
その講座の中で、
ペットボトルはリサイクルしましょう、
ゴミの分別は当然ですね、と話します。
それが、
ペットボトルのリサイクルは、実際は、
リサイクルをしない時と比べて資源を7倍使い、ゴミが7倍増え、
資源はほとんど再利用されていない、というのです。
ゴミの分別もしかりです。
北極の氷がとければ、海面が上昇するという説はウソ。
アルキメデスの原理ですよ、と説明されていたので、
コップに氷を入れて実験をしてみました。
当たり前ですが、水位は変わりません、あらッほんまや。
IPCCという気候変動に関する政府間パネルという機関があります。
ここでの、北極と南極の氷に関する見解は、
「地球が温暖化すると、海水面は下がる」となっているのに、
日本の環境白書では、
「地球が温暖化すると、極地の氷が溶けて海水面が上がる」
と、書いてあるそうです。
これを、環境省に問い合わせると、
「IPCCの報告書が長かったので、それを短い文章にしたらこうなった」。
笑うしかありません。
TVのお陰で、記者会見などもライブで見ることが出来ます。
そのあとの、ニュースや記事を見て、
へーーそういう解説になるのか、
ホーあの発言はこういう記事になるか、と思うことはよくあります。
報道されていることが全て正しいと思たらアカン、と思います。
けれども、
ゴミ分別も、リサイクルも、良いことだと信じています。
森は二酸化炭素を吸収していると教えられました。
ダイオキシンは猛毒だと言われています。
報道されていることが全て正しいと思たらアカン、とは思いますが、
これらをほんまかな?と思うほど、
専門的知識があるわけでも、疑り深くもありません。
ではなぜ、こんな間違った報道がされ続けているのか、
この本によるところを、次回に書きます。
環境問題にはさほどの興味はありませんでしたが、
こういう見方は、大変面白いです。
環境関連だけではなく、世の中見えないところで、
動いていることが、ほんとうに多いのだということでしょう。
われわれのネットワークでは、
この4,5月にかけては、講座の反省&見直しを、
各講座メンバーで行います。
私は、環境講座のメンバーではありませんが、
この本と一緒に、出席しようと思います。
こういう状況が本当なら、
省エネ啓発の話はほんまにやりにくいです。
面白いこの本のこと、つづきます。
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