『環境問題はなぜウソがまかり通るのか」つづきのつづき 07/04/20

さて、この本を読んでから1ヶ月、
頭の中はしんどいことです。

今までどおりの環境講座をやって、
受講生から、
こんな本が出てますが、どう考えられますか?と聞かれたら、
さああ、どう答えるか?
難しいです。どうなんだろうと本当に難しいです。
ずっと考えていました。

ヒントを見つけました。
いつもお世話になっている近所の電気屋さんです。
「家電リサイクル法が出来たけど、
 ほんとにリサイクルしてるパーセントなんて、
 まだまだちょっとだから、意味あるのかなあと思いますよ。
 結局奥さんが払ったお金はどこかに入ってるんですけどね」

本に書いてあるのはこういうことなのですね。
でも、私達は、
リサイクルされていないとしても、
リサイクル料は払わないといけません。

ペッボトルはりサイクルするほうが、経費が掛かったとしても、
リサイクルしないほうが良いのだ、ではありません。

だから、
リサイクルするしない、ではなく、
ダイオキシンがどうのこうのではなく、
そのエネルギー、ほんまに必要なん?という問いかけを、
今の生活にしてみること、
そして、
そんなに必要ではないな、と思うことは、ちょっと日常を変えてみる、
少し前の時代に戻ってみる、
そういうことを、この本から考えればいいんだな、
と思い至りました。

ホッとしました。

まだ子どもが小さい頃こんな話をしたことがあります。

駅までご主人や子どもの送り迎え、
買い物にはいつも車で動かれる奥様は、
運動のために、スポーツクラブに車で通われています。
「何で自転車で行かれないの、
 せっかくなのにもったいないね」
そう言った私に彼女は教えてくれました。

「自転車で行けばそれだけで疲れるでしょ、
 仕事や勉強をする前から疲れてどうするの。
 それにね、車を動かせばガソリンが要る、
 ガソリンスタンドが必要で雇用が生まれるわね。
 そして、スポーツクラブに行けば、施設が必要、雇用も必要、
 こうして経済は廻っていくのよ。」

ありゃりゃりゃ、
ただ単に私は、自転車の方が気持がいいし、季節も感じられるし、
電車の方が面白いし、本も読めるし、
車で動くのはもったいないなあ、と思っただけなのですが。

そんな話をしたなあ、とこの本を読んでいて思い出しました。

トヨタ自動車が世界一だ、日産が、というニュースが流れると、
いつも思います。
世界の国土が広がるわけでもなく、
道がどんどん出来るわけでもないのに、
排気ガスをバンバン出しているのに、
何で車の生産が増えることが良いニュースなんだろう、と。

排気ガスが出たとしても、先進国にも、途上国にも、
国の発展に車は不可欠なのです。
食料自給率の低い日本では、車を輸出するから、食糧が買えるんですね。
ほんならしゃあないですね。

ほんのちょっと前まで、
耐熱ポットが冷蔵庫には必ず入っていたのに、
それがペットボトルに変わっています。
もう一度、床下に収納してしまった耐熱ポットを出してくるかな、
面倒やな、ペットボトルがあるやん。

となってしまいます。

環境講座は、このところ受けていませんでした。
理由は、そんな地球規模のことなんて見たこともないのに、
話なんてできないな、との思いからです。

この本を読んで益々その思いが強かったのですが、
今日書いたような思いを話しながら、
皆で話し合う講座なら、受けてみるのもいいかな、と
ちょっと思いかけています。

久しぶりに、考えに考えた本との出会いでした、
ああしんど♪

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