損害保険協会の消費者キャラバン 07/05/20
先日、所属しているネッワークの総会後の勉強会に、
社)日本損害保険協会から来ていただきました。
05年夏頃に判明した保険会社の不祥事からの信頼回復に向けて、
「そんぽ 消費者キャラバン」という取り組みをやっているそうです。
保険会社不祥事のニュースを聞いた時、
不払い?何を不払い?保険金?なんで?
保険のことは勉強はしたけれど、
自分の生活の中では、ほとんど関心がない私にはわからんことばかりでした。
何が不払いなのか、というと、
本来なら、入っていた保険に該当する事態が起きた時、
保険会社に連絡すれば、
その事態を経済的に保障するお金が、契約している範囲で受け取れる、
これが保険に入っている、という安心なのですね。
その受け取れると思っていたお金が受け取れない、それが、
なんと、約30万件 金額は約188億円なのだそうです。
たとえば、自動車保険は、
交通事故を起こしました。
相手に対して、対人賠償保険、対物賠償保険で保障します。
そのための保険です。
しかし対人、対物の事故を起こしたのですから、
これだけで、はい終わり、ということはありません。、
相手に対してお見舞いに行きます、お詫びに行きます、
その時には何かを持参もします、交通費も要ります、
そのような道義的な行動に対して掛かる費用も、
付随的な保険金として受け取れるのですが、
このような支払いが不十分だったというわけです。
こちらから申請しないと、
付随的な経費にも保険金が下りますよ、
と、保険会社は教えてくれなかったということです。
また、医療保険の場合、
胃潰瘍で入院して、保険金を請求したところ受け取れない。
聞いてみると、
告知されていない病歴があることがわかった、
胃潰瘍との因果関係はないと言っても、これは告知義務違反にあたる、
よって、支払いは出来ない。
このような事例が多くあるそうです。
火災保険の事例では、
構造級別の判定間違い、割り引き制度の適用間違い、などがあります。
建物構造は、保険会社によって違いはありますが、
鉄筋コンクリートから省令準耐火構造、木造まで段階があります。
保険料もおよそ28,000円から48,000円というような幅があります。
2×4住宅は、省令準耐火構造ですが、木造扱いをされて、
保険料の過払いが多いそうです。
また、
時価契約の場合は、住宅の時価は毎年下がっていくわけですから、
当然毎年保険料は安くなるはずなのに、
そのままになっている、
そういうことを、担当者は教えてくれない。
このような話を聞いていると、
ほとんどは、保険を売る側の勉強不足に加えて、資質・誠意のなさ、
仕事をする上の当たり前のことが、
なされていないだけではないかと感じます。
では売る側がそうであれば、買う側はその対処をどうするか、
それは、
あの細かい約款を隅々まで読む、説明書をしっかりと読む、ということになります、
が、無理です。
事故を起こしたり、病気や怪我をして、困った状態の時に、
さあ約款を拡げて、さあ説明書を読みましょうという気持にはなりません。
担当者に連絡をする、それしかありません。
ということは、
信用できる担当者にあたること。
しかしこれは、保険会社でしっかりとした教育システムでお願いするしかありません。
では、私達にできることは、
契約する時に、担当者が信頼できるかどうかということを、
しっかり見る目と、基本的な知識・情報は持って対応すること。
わからないことはわかるまで質問をすること。
誠実な対応が出来ない担当者は、即代えてもらうこと。
わからないまま、自分の希望する内容ではないまま契約はしないこと。
一度契約したらそのままにせず、
1年に1度は担当者との面談・見直しチェックをすること、などなど。
自分のことは自分で守る、
やっぱりこれしかないのでしょう。
と、言いながら、
我が家の自動車保険、火災保険はどうなっているのかなあ。
ほったらかしで知らんわ、というのは大変ありがたいことですが、
ちょっと、確認しておきます。
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